幼稚園・こども園・保育園の洗礼|子供の急な病気の対処法

こどもの事

幼稚園・こども園・保育園の洗礼 子供の急な病気の対処法

新年度、ワーキングマザーを悩ませる子供の感染症。

世間で言われている洗礼って何?保育園・幼稚園・こども園の洗礼についてお話していきます。

働くママを悩ませる子供の病気。

新学期が始まり、新しい生活がスタートしました。

 

 

 

 

働くママにとって、戦々恐々なのが保育園・幼稚園・こども園の洗礼と呼ばれる数々の病気のオンパレードです。

子供の病気は待ったなしで、急に襲い掛かります。

子供には、今日は仕事で大事な日なんて通用しません。

会議の前に急に園から呼び出しがかかり、会社に平謝りして、働いてる仲間や会社に罪悪感を抱えながらお迎えに走るなんてことも。

子供がかかりやすい病気を知って、流行時期などを知っておくと慌てずに済むかもしれません。

今回は、かかりやすい病気、流行時期、登園目安などご紹介いたします。

洗礼とは

入園1年目の子供が、次々と病気にかかることを指します。

今までは、自宅保育でかかる病気と言っても限られていましたが、集団生活が始まるとそうはいきません。ちょっとしたことで、簡単に風邪ウイルスをもらってきます…しかも風邪と簡単に言っても種類の多さに頭の中が??でいっぱい。

ただ、集団生活をしていきいろいろな病気を繰り返すことで免疫がついてくるので、子供の病気に関してはあまり深く悩まなくてもいいかもしれません。

働くママにとっては、死活問題ですが…

うまく対処して乗り越えていきましょう。

洗礼はいつまで続く

1人1人違いますが、他のママさんに聞いても1年くらいで落ち着いてくる子供が多い気がします。

なるべく早く免疫をつけてくれるに越したことは無いですが、免疫がつくまで一体何日会社を早退したり、休んだりしないといけないのやら…不安になりますよね。

早い子だと、半年ほどで免疫がついて大きな病気に罹りにくくなったとも聞きますので

不安も大きいですが、割り切る心の余裕も必要になると思われます。とはいえ、有給使い切って給料減額されたという話もチラホラ…

子供がかかりやすい病気

  1. インフルエンザ
  2. 百日咳
  3. 麻疹(はしか)
  4. 結核
  5. 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
  6. 風疹(三日はしか)
  7. 水痘(みずぼうそう)
  8. 咽頭結膜熱(プール熱)
  9. 流行性結膜(はやり目)
  10. 急性出血性結膜炎(アポロ熱)
  11. 腸管出血性大腸菌感染症(O-157)
  12. マイコプラズマ肺炎
  13. RSウイルス感染症
  14. 乳児嘔吐下痢症(ロタウイルス性)
  15. 感染症胃腸炎(ノロウイルス他)
  16. 喉頭結膜炎(プール熱)
  17. 溶連菌感染症
  18. 手足口病
  19. 新型コロナウイルス感染症
  20. ヘルパンギーナ
  21. 伝染病紅斑(リンゴ病)
  22. 突発性発疹
  23. ヘルペス口内炎(単純ヘルペス感染症)
  24. 伝染性膿痂疹(どびひ)
  25. 伝染性軟属腫(水いぼ)
  26. アタマジラミ

ザっと書き出しただけでも26種類、多すぎます。

1年のうちで、流行時期がない感染症はないと言っても過言じゃありません…

しかもほとんどの病気の流行が、通年ってどうやって家事に育児に仕事すればいいんだと途方に暮れそうになる気持ちをぐっと抑えましょう。

 

感染症潜伏期間・登園目安・流行時期

病名潜伏期間登園開始 目安 流行時期
インフルエンザ1~5 日発症後5日、かつ解熱後3日経過12~3月頃
百日咳10~12 日特有の咳が消失するまで 
麻疹(はしか)10~12 日熱が下がったあと、3日を経過してから通年
結核4~6 週間医師において感染のおそれがなくなったと認めるまで 
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)2~3 週間耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が始まった後5日以上経過冬から初夏
風疹(三日はしか)11~21 日発疹が消えてから通年、春に多い
水痘(みずぼうそう)2~3 週間全ての発疹が、かさぶたになってから通年
ヒトメタニューモウイルス感染症4~6 日熱が下がり、咳などの呼吸器症状がよくなって、全身状態がよくなったら 
咽頭結膜熱(プール熱)5~7日症状消失後、2日経過6~8月
流行性結膜炎(はやり目)5~12 日症状に応じて医師の判断 
急性出血性結膜炎(アポロ熱)1~2 日症状に応じて医師の判断 
腸管出血性大腸菌感染症
(O-157)
3~8 日症状に応じて医師の判断夏季
マイコプラズマ肺炎2~3 週間発熱・激しい咳が改善し全身状況がよくなったら 
RSウイルス感染症2~8日呼吸症状が消失し、全身状態がよくなったら秋から冬
乳児嘔吐下痢症
(ロタウイルス性)
1~3 日症状に応じて医師の判断冬季
感染症胃腸炎
(ノロウイルス他)
1~3 日症状が消失し、普段の食事摂取が可能になったら冬季
溶連菌感染症2~5 日解熱後、抗生物質を 1~2 日間内服してから 
手足口病3~5 日普段の食事摂取が可能になったら夏季
ヘルパンギーナ2~4 日解熱後1日以上経過、かつ普段の食事摂取が可能になったら夏季
伝染病紅斑
(リンゴ病)
10~20 日症状が消失してから通年、7月ピーク
突発性発疹1~2 週間症状が消失してから通年
ヘルペス口内炎
(単純ヘルペス感染症)
3~7 日症状が消失してから通年
伝染性膿痂疹
(どびひ)
2~10 日湿疹が乾燥するか、湿潤液が少なく、病気の部分をガーゼなどで覆われていること 
伝染性軟属腫
(水いぼ)
2~7 週間搔き壊し傷から液が出ている時は、ガーゼ等で覆われていること 
アタマジラミ10~14 日治療は必要。駆除を開始していること 

予防法

  • マスク

こちらは新型コロナウイルスが流行してから特に必須です。子供がよだれも多いので、すぐにマスクがビチョビチョになります。園によっても、マスクの替えを持ってきてくださいと言われることもあるので多めに用意しておくと安心です。

  • 手洗い

お家から一歩出たら手洗いは習慣化しましょう。特に子供は手を舐めたり、爪を噛んだり、手を顔に持っていく、なんてのは空気を吸うのと同じ要領でサラッとしていきます…そこから菌が身体の中に入ると思うと恐怖しかないですよね。

また手洗い洗剤も、泡タイプが子供でも扱いやすくおススメです。

液体でもいいのですが泡立つ前に洗ってしまい、ぬるぬる残ったまま終了なんてパターンもあるあるです。

お肌弱い子だと、石鹸の洗い残しで肌が荒れてしまう場合もあるので注意が必要です。

  • うがい

うがいができる子供は、うがいも必須です。小さい頃から習慣化すると早くなれると言われてます。

まずは、お口でくちゅくちゅぺっをするだけでもだいぶ違います。

  • 足の裏を洗う

帰宅後すぐにお風呂に入ると身体中についた菌をすぐに洗い落とせます。お風呂が難しい場合でも足の裏だけでも洗ってあげるだけで、菌を持ち込まないと言われてます。

  • 規則正しい生活

寝不足、栄養のある食事など、身体は資本です。まずは体内の健康を心がけることで病気にかかりにくくなります。特にゴールデンタイムと言われるに就寝できると発達にもいいので早寝早起きを心がけましょう。

基本的なことばかりですが、病気にかからないためにはまずは基本を徹底することが大事です。大人も子供も予防法は同じです。

ママが病気にかかっても、子供に感染するしその逆も。

ちなみにあおにゃんは、口から鼻水を取る鼻水吸いで夜間洗わずに寝ながら吸って寝るをしていたら見事翌日風邪をひきましたよ…

お口で吸うのに比べたら高額ですが電動鼻水吸いを取り入れると親子間の感染リスクも減らせるかと思います。

口でやりすぎて、現在絶賛鼻吸い拒否されて路頭に迷ってるあおいです…

子供が病気に罹ったら

もう休めない、職場の雰囲気や仕事で大事な日などはうまく行政のサービスなどを活用するのもおすすめです。

  • 病児・病後児保育
  • ファミリーサポート
  • ベビーシッター
  • NPO法人の病児・病後児保育

こちらはまた改めて、詳細をご紹介していきます。

どの施設も登録後、健康診断をしてから使用開始になることが多いので早めに登録だけでも済ませておくと安心です。

 

まとめ

まず基本的なことで、手洗い・うがい・マスク。子供が小さすぎてマスクをつけれない場合などは特に人込みには注意しましょう。

また帰宅後足の裏を洗うことで、病気を貰ってくることが少なくなるという結果も出ています。

お仕事を再開したりとただでさえ忙しい毎日、子供も慣れない毎日でぐずぐず…

洗礼を受け、仕事を急に休まなければいけなくなったりと、思うように進まないことに焦りも出て来るかもしれません。なにより罪悪感で押しつぶされそうになったり。

子供の免疫がつくまでは、心配な日々も過ごすことも多くなると思います。

働くママみんなが抱えてる悩みです。

自分一人と思わず、仲間も日々戦っています。私も、同じ仲間です。

基本的な対策を怠らず、働くママ自身も子供からのもらい風邪などしないよう日々気を付けてまいりましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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